今週の火曜日、上の娘の授業参観があり、会社を休んで行ってきました。娘が学校で一生懸命に学んでいる姿を見て、彼女の成長を感じることができ、とても嬉しかったです。午前中で授業参観が終わり、下の子も保育園に預けているので、久しぶりに嫁と二人でランチに行くことにしました。
本当は、私は家の近くにあるお洒落なカフェに行きたかったのです。そこは、コーヒー豆の香りを嗅がせてくれて楽しみながら、好みの豆を選べるという素敵な場所です。しかし、嫁は「あなたにコーヒーの味なんか分かるわけがないでしょ」と言い放ち、私の提案は却下されました。その代わりに、少し遠くにあるタルトが美味しいと評判のカフェへ向かいました。
確かに、嫁の言う通り、私はとんでもないバカ舌です。かつてスーパーの試食コーナーで、おばさんに勧められたお肉を食べて「わぁ、美味しい鶏肉ですね!」と感想を述べたところ、困惑した顔で「豚肉です。」と訂正され愕然としたことがあります。私は鶏肉と豚肉を間違えるくらいの味覚をしています。
タルトが美味しいカフェに到着し、私達はキッシュとタルトのランチを堪能しました。
とても美味しかったです。
カフェの雰囲気は落ち着いていて、久しぶりに嫁と二人だけで静かに話すことができました。私たちの関係は、20歳の頃から続いており、今では二人の子供にも恵まれました。思い返せば、あっという間の歳月です。
しかし、そんな穏やかなひとときにも、どこか哀愁が漂います。私たちの会話の中には、かつての情熱や若々しさが少しずつ消え去っていることに気づかされる瞬間がありました。子育てに追われ、忙しい日々の中で、お互いの存在を改めて感じることができる機会が減ってしまったのかもしれません。
嫁の笑顔を見ていると、若い頃の彼女の姿が思い浮かびます。あの頃は、どんな小さなことでも一緒に楽しみ、色々なことを語り合ったものでした。海へ行って砂浜で追いかけあっこをした事もありました。
私が「つかまえた!」と捕まえ「ウフフ」「アハハ」となるのが理想の展開だと思いますが、嫁がとんでもない速さで逃げるので一回も捕まえられず途方に暮れたこともありました。 ちなみに嫁は足がめちゃくちゃ速くて中学の頃、市の選抜に選ばれることもあったそうです。
そんなことを思い出しながら、車に乗り帰路に就きます。
時が経つにつれ、夫婦の形も変わっていくのでしょうが、こういった小さな2人の時間の積み重ねが、私たちの絆を強くしていくのだと思います。
久しぶりの夫婦水入らずの時間は、私にとって大切なひとときとなりました。これからも、こうした時間を大切にしながら、家族との絆を深めていきたいと感じた一日でした。
来週は下の娘の保育参観です。その日のランチは担々麺食べに行きたいなあ。
ここまで読んでいただいてありがとうございました。
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