私の日常のアニメ化!!!

私の日常に起こった事をイラストと音楽を添えて投稿していきます。

小学4年生女児の生態~本当にどうかしてるぜ~

私の家のリビングの片隅にある「人をダメにするクッション」。その柔らかさ、包み込むような感触、一度座ったら二度と立ち上がりたくなくなる魔力。40歳のおじさんである私も、仕事帰りの疲れを癒すためによくお世話になっている。しかし、まさかそのクッションのせいで娘にとんでもないことが起こってしまうとは夢にも思いませんでした。

 

 

小学4年生の上の娘は、放課後の時間をゲームやYouTubeに費やすのが日課だ。

ランドセルを放り出し、クッションに飛び込むと、そこからはまるで異世界に迷い込んだかのように、時間が消えていく。私も一息つくため、同じクッションに腰を下ろすことが多かった。

ある土曜日の午後、私はスマホを見ながらリビングでくつろいでいた。娘は相変わらずクッションに沈み込み、ニンテンドースイッチの画面に釘付けだ。そんな光景はもう見慣れていると思っていたその時、ふと目を上げると、奇妙なことが起こっていた。

娘がクッションのチャックを開き始め中に入り込んでいったのだ。

私は驚いて声をかけた。「何やってるの?」しかし、返事はなく、彼女はまるでクッションに吸い込まれるように消えていったのだ。

恐る恐る近づいてみると、クッションの中から娘の声が聞こえてくる。「パパ、ココ、すごく気持ちいいよ〜!」私は慌ててクッションのチャックを広げて中を覗いた。すると、そこには娘がとても幸せそうな顔でクッションの中でゲームをして楽しんでいるのが見えた。

「どうなってるんだ、これは……」私は困惑しながらも、なんとか娘を引っ張り出そうと試みた。しかし、彼女はクッションにぴったりとくっついていて、まるで離れる気配がない。何度も試みたが、娘はクッションの中身にしがみついたままだった。

それどころか「こっちへおいでよ〜」と娘から誘われ、危うくアヘ顔でクッションの中に吸い込まれそうになったが大人がやってたら本当にダメなので我慢しました。

 

その日から、娘はますますクッションの中に入り浸るようになった。学校から帰るとすぐにクッションの中に入り、ゲームや動画を楽しむ日々。私はその光景を見守りながら、「人がダメになるのってこういうパターンもあるんだな。」と感心していました。

しかし、ある日、私はとうとう耐えきれなくなってしまった。娘が幸せそうな顔でクッションの中で眠りこけている姿を見て、思わず叫んでしまったのだ。

 

「娘ちゃん!クッションと同化するなんて本当にどうかしてるよ!」

 

どうかしているのは娘だけではなく、こんな事を口走った自分自身なのかもしれない。

クッションと同化する娘と、その光景に呆れながらもノッてしまう父親。我が家の奇妙な日常は、これからも続いていくだろう。そして、そのたびに私は心の中でこう叫ぶのだ。

 

「こいつ!どうか(同化)してるぜ!」

 

ここまで読んでいただいてありがとうございました。

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今日の一曲

ILLIT (아일릿) ‘Magnetic’ 

 

↓調べたらこんなものもあるのですね。。。。誕生日プレゼントに買ってあげようかな