私の日常のアニメ化!!!

私の日常に起こった事をイラストと音楽を添えて投稿していきます。

物価高の危険:おじさんが痛感した現代社会の厳しさ

先日、仕事中に体の調子が少しおかしいと感じていた。家に帰って体温を測ってみると、なんと38度もあった。その日は早めにお風呂に入って、すぐに寝床に就いた。

 

しかし、午後10時を過ぎた頃、額に手を当ててみると、その熱さに驚いた。喉がカラカラで、体がアクエリアスを求めて叫んでいる。けれども、家にはアクエリアスのストックがない。嫁も娘たちもすでに寝ているので、嫁に買ってきてもらう事もできず、唯一の選択肢は近くの自販機まで行くことだ。

 

普段なら150円で購入できるはずのアクエリアス。しかし、最近の物価高の影響を考慮して、私は160円を握りしめた。おぼつかない足取りで家を出ると、冷たい夜風が容赦なく私の体を刺すように感じた。それでも、喉の渇きを癒すために、ふらふらと家より300メートル先の自販機を目指した。

 

道中、体が思うように動かず、何度も足を止めては息を整える。しかし、その度に喉の渇きが一層強くなり、歩みを再開せざるを得なかった。やっとのことで自販機に辿り着いた時、心の中に一抹の希望が芽生えた。しかし、その希望はすぐに打ち砕かれた。自販機の価格表示は180円だったのだ。

 

無慈悲にも180円の表示が・・・・。

 

私(インパチって親のハネ満じゃないか・・・。)

麻雀ネタわからない人すみません。

 

愕然とする私の目に映る180円の表示は、まるで現実の厳しさを突きつけるようだった。わずか20円の差額だが、今の私には致命的な数字である。

 

私(なんで財布ごと持ってこなかったんだ・・・。)

 

と絶望したがどうしてもアクエリアスが欲しかった私は、20円を取りに家に戻ることを決意した。再びふらふらとした足取りで、家までの道のりを歩き出した。

 

家に戻る途中、体力の限界を感じた。足元がふらつき、視界もぼやけてきた。それでも、なんとか家に辿り着き、さらに20円を手にした。再度、ふらふらになりながらも自販機に向かい、ようやくアクエリアスを手に入れた時には、疲労と安堵が交錯し、地面に崩れ落ちそうになった。

 

一口飲むと、冷たい液体が喉を潤し、生き返る心地がした。しかし、このわずかな飲み物を手に入れるためにどれだけの労力を費やしたかを思い返すと、物価高の厳しさが身に染みた。たかが20円、されど20円。健康であれば気に留めることもない金額が、病気の時には命取りになる。

 

家に戻り、ようやく横になった時、私は物価高の現実に直面したことを痛感した。

今までは無頓着だったが、これからはその一つ一つの値段に敏感にならざるを得ないのだろう。この経験を通じて、物価高が私たちの生活にどれだけ深刻な影響を与えるかを身をもって知った。

 

夜中に高熱で苦しみ、アクエリアスを買うために命の危険を感じるほどの苦労をした。この体験は私にとって忘れられないものとなった。

物理的に物価高で命を奪われそうになったこの夜、私は現代社会の厳しさを痛感しながら意識を飛ばしたのである。

 

ここまで読んでいただいてありがとうございました。

ランキングに参加していますのでよろしければクリックorタップよろしくお願いします。

にほんブログ村 ブログブログ 雑記ブログへ

今日の一曲

The Offspring - "Come Out And Play"